**2.3.「数式」を使う作図 |$anajFF5l6MY| ----- ***2.3.1 ねらい - 2つの円や3つの円の半径を「連動」して変化させたい場合があります。 - 同じ半径であれば, 同じ変数をそのまま使えばいいのですが, そうでない場合もあります。 - たとえば, 2点を中心とした2つの円について, 半径の比を2にしたい場合。 - このときは, 片方の半径が x であれば, もう片方が 2x と指定できれば簡単です。 - そういう場合について検討しましょう。 ----- *** 2.3.2 2xをつくる - 前に見たように,スライドバーを使うと, xが表示されます。 - この数値に対して, 2x をつくることができれば, 上記の問題はクリアされます。 ----- *** 2.3.3 作図の手順 |手続き|図|備考| |2点A,Bを作図|%const-08-01.png|| |「設定」→「モード」→「エキスパート」|%const-08-02.png|| |「作図」→「スライドバー」|%const-08-03.png|| |スライドバーまで完成|%const-08-04.png|| |「測定」|%const-08-05.png|| |「数式」|%const-08-06.png|| |拡大|%%const-08-07.png|| |パネルが表示される|%const-08-08.png|| |「2x」つまり「2×x」にしたいので, まず「2」をつくりたい|%%const-08-09.png|この欄を「2」にしたい| |「2」にしたら「新しい数値の作成」|%%const-08-10.png|| |全体の様子|%const-08-11.png|| |「×」として「*」を選択|%%const-08-12.png|| |全体の様子|%const-08-13.png|| |「x」を選択|%%const-08-14.png|| |全体の様子|%const-08-15.png|| |式の入力終了(=)|%%const-08-16.png|| |数式が作れた|%const-08-17.png|| |中心A, 半径xで円をかく|%const-08-18.png|| |中心B, 半径2xで円をかきたい|%const-08-19.png|| |拡大|%%const-08-20.png|| |2つの円がかけた|%const-08-21.png|| |2つの円を大きくしてみる|%const-08-22.png|| |交点をとる|%const-08-23.png|| |交点の軌跡を残す|%const-08-24.png|「記録」ボタン登場| |軌跡を残す|%const-08-25.png|「軌跡」ボタンをクリックして「×」を消しておくこと| |拡大|%%const-08-26.png|| ----- *** 2.3.4 練習問題 **** (1) - 2点A,Bをとり, スライドバー(一つ)をおく - x + 5 という数式を作る - 2点を中心として, 半径がx, x+5 で共通の円を2つ描く - 2円の交点をとり, その軌跡を残す - 半径を変えるとどういうことが起こるかを観察する **** (2) - 2点A,Bをとり, スライドバー(一つ)をおく - 20 - x という数式を作る - 2点を中心として, 半径がx, 20 - x で共通の円を2つ描く - 2円の交点をとり, その軌跡を残す - 半径を変えるとどういうことが起こるかを観察する