**2.1. 「エキスパート」モードを使った作図 |$rwYwWI9-n1c| ----- *** 2.1.0 GC/html5での複数のモード - GC/html5には, 「ビューアモード」, 「標準モード」, 「エキスパートモード」があります。 - 「ビューアモード」では作図はできません。 - 「ビューアモード」と他のモードとの切り換えは, 「menu」ボタンで行います。 - 「標準モード」,「エキスパートモード」の切り換えは, 「設定」→「モード」で行います。 - 「エキスパートモード」では「標準モード」にくらべて機能が増えますが,作図のメニューも増えます。 - ここでは, 「エキスパートモード」での作図についてまとめます。 *** 2.1.1 複素数 -複素数平面の中の点に対する演算として, 次のものがあります。 -- +, -, x, /, ^(ベキ), 逆数 -組み合わせて使うことで, 2次関数や, 1次分数関数などを構成することができます。 -複素数に関する写像的な性質を調べるときに便利に使えることがよくあります。 *** 2.1.2 変換 -変換 φ(A)→B として, 変換を受ける幾何的対象の種類として, 次のものがあります。 -- 点 : 回転, 線対称, 点対称, 平行移動, (円に関する)反転 -- 直線(線分・半直線) : 回転, 線対称, 点対称, 平行移動 -- 円 : 回転, 線対称, 点対称, 平行移動 -- 多角形 : 回転, 線対称, 点対称, 平行移動 - その他として, 次のものもあります。 -- 極線 : 点→(円に関する) 極線 -- 極 : 直線→(円に関する) 極 - これらの変換は, 変換そのものを追求するためにも使えますが, 図を工夫して作図するときに便利に使えることがよくあります。 *** 2.1.3 スライドバー - 変数をスライドバーでコントロールしたい場合に, 1,2,3本をそれぞれ追加することができます。