**1.6. ケーススタディ:二等辺三角形と平行な2線分 ||タイトル|元の図|出来上がり|解説(画面)|(カメラ)| |1-6|ケーススタディ:二等辺三角形と平行な2線分|#00054-2-seg-sum||$L-FSd1p6-y4|$JjQqeJYkawU,| ----- *** 1.6.1 ねらい - 作図をする上で, 「隠れた直線などを使う」といい事例の一つとして, 二等辺三角形の底辺上に動点をとり, その点を通って2つの辺にそれぞれ平行な直線を引いた図形を扱ってみましょう。 ----- *** 1.6.2 作りたい図とその特徴 **** 扱いたい問題 ? 二等辺三角形ABCの底辺BC上に動点Pをとる。点Pを通って, AC,ABに平行な直線を引き,それぞれAB,ACとの交点をQ,Rとし, PQ,PRを結ぶ。このとき, PQ + QR の長さについて調べよ。 #00437-%93%F1%93%99%95%D3%8EO%8Ap%8C%60-2%95%BD%8Ds%90%FC2 ?? **** 図の特徴 - 二等辺三角形を作る -- この問題の場合には, 「どんな二等辺三角形についても成り立つ」を調べるというよりは, 「特定の二等辺三角形」にしておく方が作図がしやすいでしょう。 -- 格子点を使って二等辺三角形をつくり, 一度作成したら, 「固定」してしまうといいでしょう。 - BC上に動点Pをとる。 -- 直線上に点をとります。 - AB,ACに平行な直線を引くのだけれども, 実際に見せるのは線分のみ。 -- 平行線は, いったんかきますが,「消します」。つまり, 「色を無色にします」 - PQ,QRに注目しやすくしておきたい。 -- 色をぬるといいでしょう。 ----- *** 1.6.3 具体的な手続き |手続き|図|備考| |まず「新規」(ここでは白紙)|%const-06-01.png|| |方眼を表示するといい。|%const-06-02.png|PCならば, Ctrl + A| |方眼を目安にして, 適当に3点をとる|%const-06-03.png|あとできちんとするので, アバウトでいい| |3点を結んで三角形をつくる|%const-06-04.png|| |格子点にぴったり合わせる|%const-06-05.png|Ctrlボタンを押しながら変形すると格子点になる| |点A-Cを固定したいので「編集」|%const-06-06.png|| |パネルの様子|%%const-06-07.png|| |修正後|%%const-06-08.png|| |方眼を消去|%const-06-09.png|PCならば, Ctrl + A を2回| |「作図」→「点」→「追加」|%const-06-10.png|| |「直線の上」|%const-06-11.png|| |候補はABだから変更|%const-06-12.png|| |BCで確定する。|%const-06-13.png|| |端の方に点Dが作られる。|%const-06-14.png|| |Dをつかんで位置を変える|%const-06-15.png|| |Dを通ってACに平行な直線を引く。|%const-06-16.png|| |Dを通ってABに平行な直線を引く。|%const-06-17.png|| |交点としてE,Fを作り,2直線を消したいので「編集」|%const-06-18.png|| |「直線」|%const-06-19.png|| |候補を変える|%const-06-20.png|| |確定|%const-06-21.png|| |パネル表示|%const-06-22.png|| |変更前|%%const-06-23.png|| |変更後|%%const-06-24.png|| |確定すると色が消える|%const-06-25.png|| |同じ作業でもう一つ消える|%const-06-26.png|| |線分を引く。|%const-06-27.png|| |もう一つ線分を引く。|%const-06-28.png|| |色を変え,測定|%const-06-29.png|| |数式で和を表示|%const-06-30.png||